ビール選びのポイント

日本では「ラガー」と「ドライ」ぐらいしか区別がないように思いますが、ヨーロッパでは多くに種類があります。大きくは醸造方法により、上面発酵ビール・下面発酵ビール・自然発酵ビールの3つに分類され、その下に様々ビールに分類されています。

 

上面発酵ビール

比較的高温(20度前後)で発酵させたビールで、発酵中に酵母が浮き上がることからこう呼ばれる。8度ぐらいから発酵温度の20度程度で飲むのが最適だが、冷やしても美味しい。エール、スタウト、ポーター、ヴァイツェンなどがこのタイプ。

ヴァイス

ヴァイツェン

ドイツ南部の伝統的な上面発酵の小麦麦芽の白ビール(ヴァイスはドイツ語で「白」の意味)。酵母をろ過していないので、酵母が白く濁って見える。濃厚な旨みが特長で、ヨーロッパでは貴族のビールとも呼ばれている。バイエルン地方ではヴァイスと呼ばれている。パウラナー 、ヴァイエンシュテファンクローネンブルグ・ブラン

トラピスト

 国際トラピスト修道士会に認定されたビール。濃色な上面発酵ビール。ベルギーを中心に、オーストリア、オランダ、フランス等にも認定された修道院がある。ダークな色合いで、ビン詰めされた後も熟成が進むためアルコ-ル度数は強め。べノー

アビイ

 修道院から委託を受けて一般の醸造所で造られる修道院ビールのことで、当然ながら味わいはトラピストビールに近い。レフ

エール

上面発酵で醸造される。大麦麦芽を使用し、酵母を常温で短期間で発酵させ、複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビールのスタイルである。エールのほとんどはホップを使用しており、ホップはビールの保存を助け、苦味と香りを与えて麦芽の甘味とバランスを取っている。

バスペールエール

スタウト

ローストされたモルトで醸造された黒色に近い色のビールで、ローストによる香ばしさと深い苦味が特徴。アルコール度数4~7度。適温10~20度。1770年代にアイルランドで生まれたエ-ル。ギネス社がアルコ-ル強化して、スタウト(強い)といって売り出したのが始まり。

下面発酵ビール

低温(5度)で発酵させたビールで、発酵の終わり頃に酵母が下に沈む製造方法で醸造する。冷やして飲むと美味しい。 ラガーというのは下面発酵ビールの一般名称。ピルスナー、黒ビール、ボックなどがこのタイプ。

ピルスナー

下面発酵ビールの代表で、軟水で醸造され、淡い黄金色をしている。きめ細かな泡、ホップの苦味とシャープな喉ごしが特徴。チェコのピルゼンが発祥で、ミュンヘナーもこのタイプ。アルコール度数3~5度。適温3~7度。ウルケルステラアルトワラーデベルガークローネンブルク1664グロールシュ

シュバルツ

 黒ビール(「シュバルツ」は「黒」の意味)は、ミュンヘンが発祥。デュンケルより色が濃い。甘味は控えめ。

メルツェン ウィーン麦芽を100%使用して醸造された赤みが強い褐色のビール。若々しい香りとさらりとした苦味が特徴。ミュンヘンのオクトーバフェストで飲まれるビールを指した。フェストビアとも呼ばれる。アルコール度数5~6度。適温3~7度。
ボック

ドイツのアインベックが発祥で、バイエルン地方で発達したビール。元は濃色だったが、最近は淡色が多くなっている。香りがとても強く、その割には苦みが少ない。芳醇でコクがありアルコール分高めの下面発酵ビール。

 

【その他】

ラドラービール

サイクリングが盛んなヨーロッパでは、自転車乗りにビールとレモネードを50:50で割って提供されていたのが始まりとされている。ラドラーは「自転車乗り」の意味。レモン、グレープフルーツなどと割ったビールがあり、低アルコールなので爽やかな味わいが特徴。お酒があまり強くない人、カクテル好きな人にも人気がある。

 シェッファーグレープフルーツモレーナニュートン

 

意外と知らないクラフトビールとは

最近日本でも人気の高いクラフトビールを明確に定義するのは難しく、あえて言うなら小規模な醸造所で職人がこだわりを持ってつくっているビールの事を指す。「手工芸品(Craft)」に例えられた呼び名で、最近では日本でも地ビールをクラフトビールと呼ばれることが多い。

 

ワイン選びのポイント

ワインの銘柄選び

 ワイン銘柄選びのポイントは、 「ブドウ品種」「産地」「ヴィンテージ(収穫年)」「一級畑かどうか」など人それぞれ。味わいについても「香り」「渋み」「酸味」「甘味」など好みは分かれる。「ブドウ品種」も世界で200種類以上あるので、いろいろ味わって自分の好みのブドウ品種を見つけるのも楽しみのひとつである。

 

ワインの健康効果

  ポリフェノールを豊富に含む赤ワインは、アンチエイジングに効果があり、肌や体の老化を遅らせてくれるので、体内の抗酸化作用、血圧降下、殺菌作用など多くの効果があると言われている。水代わりにワインを飲むフランス人は、周辺国と同じく肉やチーズなど動物性の食生活にもかかわらず、心疾患の患者が少ないというデータもある。
 また
白ワインも、赤ワインほどではないがポリフェノールが含まれており、さらに白ワインに含まれる有機酸(オレイン酸、リノール酸など)が腸内環境を整えてくれるので、解毒作用、疲労回復、ダイエット効果もあるといわれている。

 

価格によるポイント

  500円から数十万、数百万円するものまであり、価格帯に幅のあるのがワインの世界。どの価格帯を選べばよいか迷うところであるが、1,000円前後と3,000円以上のものを比較すると味わいにかなりの違いがある一方で、3,000円以上になると価格と美味しさの関係はなだらかに変化する傾向があると言われている。したがって、満足感を得るポイントとしては、3,000円以上のものを選ぶのがオススメといえる。

 

【味わい方のポイント

 グラスに注いで、まず水面のエッジの濃さや垂れるなみだなど熟成度合いを目で楽しみ、次に香り(アロマ)を楽しみ、さらに口の中で味わい、最後にのどを通るときの味わい(複雑さ)を楽しみましょう。

 

風邪予防にもオススメのグリューワイン!

グリューワイン

ヨーロッパでは冬の飲み物として定番のグリューワイン(ホットワイン)。冬の冷え込んだヨーロッパの街角の屋台などでよく見かけます。ドイツ・オーストリアではグリューワイン(Glühwein)、アメリカではモルドワイン(Mulled wine)、フランスではヴァン・ショー(vin chaud)と呼ばれています。ポリフェノールが豊富なワインを60度ほどに温めて、ビタミンBが豊富な「シナモン」や、ビタミン補給になる果実など加えていただきます。

 
⭕ 免疫力をアップして風邪予防に
身体を温めることは免疫力アップにつながります。
日本でも風邪の引き始めに生姜湯を飲んだりするのと同じく
・疲れているとき
・体力が落ちているとき
・ストレスが続いている時
にホットワインを飲んで免疫力をアップして、風邪を予防して下さい。
 
⭕ ワインのポリフェノールの抗酸化作用
ワインといえばポリフェノール。ポリフェノールには、「抗酸化作用」が豊富なので、お肌が老化しにくくアンチエイジングに効果的といわれています。美肌キープには欠かせない物質です。食品からもポリフェノールを吸収できますが、体内に吸収されるのはわずか30〜40%、一方ワインのポリフェノールは100%すべて人体に吸収され、とても効率的にポリフェノールを摂取できるそうです。特に赤ワインに含まれているレスベラトロールというポリフェノールは特にアンチエイジング効果が強く、お肌の老化予防にも効果的だそうです。
 
⭕ プラスするものによっても様々な効果
ホットワインは通常、好みのフルーツやスパイスなどを加えて飲みます。何を加えるのかによっても健康効果が変わってきます。(原料と主な効果)
 ・シナモン:殺菌効果、血流促進効果、毛細血管を丈夫に
 ・果物:ビタミン類の補給に
 ・ハチミツ:殺菌効果、喉の痛み、咳止め
 ・ペッパー:血行促進効果、嚥下効果、消化促進効果
 ・クローブ:抗菌効果、消化促進効果、口臭予防効果
 ・スターアニス: 血行促進効果、消化促進効果、強壮効果
体調などにあわせて加えるものをあれこれ替えて、色々な飲み方が楽しめます。
⭕ 当店では冬季、シナモンとオレンジやペッパーを加えたグリューワインを準備しています。